地域的な境界の破壊
インターネットを介して、地球の裏側で起きていることもすぐに分かってしまう。
もともとのインターネットの性質のおかげでサーバがそれぞれ繋がっていれば、様々な経路でつながるわけである。
・こことここが繋がっていないと情報はとれない・・・
このような話は過去のものとなってしまった。
今では米国サイトで自由に買い物するのも可能である。世界中どこの情報もアクセスすることが可能である。
少々下世話な話で申し訳無いのだが、アダルトサイトなどもアクセス可能である。
つまり、本来はその国にいなければ見ることのできないものが、あたかもそこにいるかのように自由に見ることができるということである。
これはあたかもテレポーテーションようなものである。地域的な情報格差は大きく狭まってきた。
Twitterなどを使えば、だれでも簡単に情報発信をできてしまう。
東日本大震災の時に経験された方も多いと思うが、交通機関の復旧情報などは、公式の情報発信よりTwitterの方が早かったわけである。
アラブの春などはインターネットの支えによって広まったと言っても過言ではないと思う。
それぞれ情報発信の力を持った個が地域を超えて情報を発信しはじめた結果起きたことである。